
【分布】本州、四国、九州。
【地方名】モチグサ、モグサ、ヨゴミ。
【発生】低地から高地まで広い生息地がある、キク科の多年草。
【特徴】冬の終わりから春にかけて、地面から白い綿毛をだす。生長すると葉の裏に白毛をだし、1m以上に伸びる。
【薬用効果】灸のもぐさ。秋に茎を刈り取り、陰干しをしてから、細かく刻み袋に入れて、浴湯剤に使う。
腰痛、神経痛をやわらげてくれる。
【採り方】3~4月。春の若芽を摘み採る。生長したものは新芽を摘み採る。
※写真:栃木県・高原山にある南山麓、尚仁沢付近。土から出たばかりの新芽を採集する。
【料理】
<下ごしらえ>
軽く水洗い。
<食べ方>
■てんぷら
1.生長した新芽を使う。
2.衣をつくる。
3.新芽に薄衣をつけて、揚げる。
※素揚げも美味い。
■薬膳おかゆ
1.ヨモギを熱湯で茹で上げて、アクをぬく。
2.おかゆを炊き、出来あがる寸前に1を刻んで搾り、おかゆの上に散り入れる。
3.アツアツをいただく。
【孤軍奮闘記】
分布地であればどこにでもある、ポピラーな山菜。早春から6月ごろまで、低地~山麓に自生している。山菜料理メニューにおける、「一品不足」。こんなとき、裏山で手軽に摘み取ることができるから、重宝している。