
【分布】北海道、本州、四国、九州。中部以北に多い。
【地方名】カタカゴ、カタバナ、ユリイモ、ヤマカンピョウ、ホケキョウバナ、カッコバナ。
【発生】日当たりの良い山地に自生している。
【特徴】ラッキョウ形の鱗茎をもつ多年草。3~4月に2枚の葉のあいだから茎を伸ばし、先端に紅紫色の6弁花をつける。
【薬用効果】葉が枯れる前に鱗茎を掘る。水洗い、する、こす。でんぷんを固め、服用すると滋養に効果的。
【採り方】3~4月、群生地のなかから大きいカタクリを選び、片葉を残して切る。
※写真:新潟県・朝日連邦。葉、茎、花から発生する独特の甘味は他の追従を許さないのが魅力。

【料理】
<下ごしらえ>
流水で洗う。熱湯でサァと茹でる。
<食べ方>
■おひたし
■芥子和え
【孤軍奮闘記】
爽やかな甘い香りは和風にあう。しかし、カタクリは新芽を摘むと追芽はなく、その年は休眠してしまう。発芽から花をつけるのに8年かかり、その事実を知ってからは採集を最小限におさえている。
また、「春の妖精」「スプリングエフェファメル」とも呼ばれている山の花であり、東北では珍しくないが関東では自生地が開発され、もはや保護しないと絶滅してしまう。
春の花として人気がある。